環境と経営に優しい化学肥料削減技術の開発

課題名 環境と経営に優しい化学肥料削減技術の開発
研究機関名 新潟県農業総合研究所畜産研究センター
研究分担 生産・環境
研究期間 継H21~23
年度 2010
摘要 【牧草地における施肥コスト低減技術の開発】 目的:現在、肥料価格の目的:高騰が農家経営を直撃している。その一方で県内の農耕地土壌では肥料成分が過剰集積気味である。しかし、土壌の肥沃性や養分の蓄積に応じた栽培指針が完備されていないため有効利用には至っていない。そこで、養分の蓄積に応じた牧草の栽培法を確立するため、リン酸肥料の節減効果を検証する。  成果:化学肥料のリン酸を50%減、同100%減、リン酸・カリ50%減の永年牧草において、1、2、3番草及び合計収量に差はなく、減肥によって不足したリン酸は、土壌中の蓄積養分から補われ、慣行区と収量を確保できた。  【家畜尿流入施肥技術の開発】目的:輸入肥料原料の値上がりにより、国内流通肥料の価格上昇が見込まれ、家畜排泄物の肥料としてのニーズは今後急速に高まることが予想される。家畜尿は窒素成分の大半がアンモニア態窒素であり、速効性の窒素肥料として期待される。そこで、資源循環の観点から水稲栽培の穂肥として、牛尿水口流入施肥の実証試験を行う。 成果:牛尿は曝気処理により硫化水素濃度を下げることができ、作業中も安全である。また、牛尿は速効性の窒素源として水稲栽培の穂肥に利用できる。 【キノコ廃菌床、DDGSの活用】 目的:肥料価格の高騰が農家経営を直撃しているおり、一方で県内には高い肥料価値をもつ未利用資源が存在している。そこで、キノコ廃菌床と焼却灰肥料としての可能性を検討する。 成果:鶏ふん焼却灰はリン酸含量、木質ペレット焼却灰はカリ含量が高い特徴がある。また、採卵鶏ふん焼却灰中のリン酸の肥効は69%、キノコ灰菌床中リン酸の肥効率40%未満であった。
カテゴリ 肥料 経営管理 施肥 低コスト 鶏 未利用資源

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