富山小ギクの高収益性品種の選定及び病害抵抗性評価法の開発

課題名 富山小ギクの高収益性品種の選定及び病害抵抗性評価法の開発
研究機関名 富山県農林水産総合技術センター
研究分担 園芸研究所 花き課
研究期間 継H19~H23
年度 2010
摘要 目的:県内で種苗供給可能な病害抵抗性を持つ高品質なコギク品種を選定する。 成果:昨年に続き8月咲き71品種・系統の高温開花性を調査したところ、高温条件下で4日以上開花遅延しないことを基準に白色1系統、赤色2品種を選定した。また、8月咲きコギクの高温による開花遅延は、発らい以降の高温によって頂花の花序の発育が停止し、下位節で次々と花芽分化が起こることに起因すると推察された。9月咲きでは選抜した10系統の年次変動について調査し、品種特性を明らかにするとともに、10月咲きについては、45品種・系統から品種特性等を考慮して14系統まで選抜を進めた。一方、キクわい化病について、キクわい化ウイロイドの検出方法として、外部標準にキククロロティックモトルウイロイドを利用しリアルタイムPCRによりキクわい化ウイロイドを安定的に定量する方法を開発した。この方法により、従来のdirect RT-PCRの検出限界が5~9fgであることが明らかとなった。また、キクわい化ウイロイドの定量が可能となったことから、キクわい化ウイロイド濃度と本病の発病に品種間差があることが明らかとなった。
カテゴリ きく 病害抵抗性 評価法 品種

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