課題名 | 広葉樹の系統調査 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
森林研究所 森林資源課 |
研究期間 | 継H21~23 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:広葉樹造林で有望と思われる6種について県内の地域間で系統の差があるのか、DNA分析により調査する。 成果:育苗場所・ポット容量によるケヤキ苗の成長の違いと施肥量の違いによる成長比較およびポットの配置間隔が苗の形状に与える影響の調査をおこなった。 気温の高い環境下で早く発芽させて伸長期間を長くすることによって、より大きな苗が得られることがわかった。しかし、ケヤキ等では1年で80cmに到達せず、大苗を生産することはできなかった。 保温施設内において510ml以上のポットで育苗し、0.4g(N量)前後の肥料を与えれば、2年間で80cm以上の大苗を生産することが可能であり、ケヤキ、クリでは80~90%、オニグルミ、コナラでは40~50%の得苗率が期待できると考えられた。 苗の形質から見れば、配置間隔を広く取った方が、相対的により地下部の充実した苗が得られると考えられた。 |
カテゴリ | 肥料 育苗 きく 施肥 |