1 IPM(総合的病害虫管理)による水稲減農薬防除技術の開発 2)発生予察に基づく防除要否判断技術の開発 (1) 紋枯病の早期発生予察技術の開発  箱粒剤による防除

課題名 1 IPM(総合的病害虫管理)による水稲減農薬防除技術の開発 2)発生予察に基づく防除要否判断技術の開発 (1) 紋枯病の早期発生予察技術の開発  箱粒剤による防除
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
研究期間 完H20~22
年度 2010
摘要 目的:紋枯病の省力的防除法として育苗箱施用剤が有望である。紋枯病対策のための箱施用剤の普及資料とするため、現地圃場においてその効果を実証する。 成果:甚発生条件下での試験となった。7月中が高温で推移したことから、出穂期は当初の予測より早まった。そのため、慣行区でのモンセレンの散布が遅れ、8月17日における防除価も低かった。7月27日調査では、箱施用剤が入っていない慣行区と無処理区での発病株率が低い一方、チフルザミド区での発病株率が最も高く、圃場内での菌核の初期分布に偏りがあったものと考えられる。チフルザミド区では最終的に防除価も低かったが、このことが影響しているものと考えられた。病斑高率は、オリサストロビン区とチフルザミド区で比較的抑制傾向にあり、一定の防除効果が認められるものと考えられた。無処理区の発生程度が甚発生条件下での試験であり、中発生以下の条件下では、薬剤効果は顕著になるものと期待される。
カテゴリ 病害虫 育苗 害虫 水稲 農薬 防除 薬剤 予察技術

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