1 IPM(総合的病害虫管理)による水稲減農薬防除技術の開発 3)代替防除技術の実用化 (1) ファージによる育苗期病害防除技術の開発  (4) もみ枯細菌病の中規模防除試験

課題名 1 IPM(総合的病害虫管理)による水稲減農薬防除技術の開発 3)代替防除技術の実用化 (1) ファージによる育苗期病害防除技術の開発  (4) もみ枯細菌病の中規模防除試験
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
研究期間 完H20~22
年度 2010
摘要 目的:ぶどうパックを用いた小規模試験においては、もみ枯細菌病菌ファージを催芽時に処理することで、病害を効果的に防除できることを明らかにしている。ここでは、循環式催芽器を用いて催芽し育苗箱に播種する、中規模の防除試験を実施する。 成果:無処理の平均発病面積率は8.0%であり少発条件下での試験となったものの、BGPP-Arの催芽時処理は、1×105pfu/ml、1×103pfu/mlはいずれの濃度においても発病が認められなかった。対照であるイプコナゾール・銅水和剤の浸種前200倍液24時間処理は、発病面積率2.0%であった。循環式催芽器を用いることによって、ファージ濃度を低くしても防除効果が得られた。この結果は、2009年度概要書で示した苗立枯細菌病菌ファージでの中規模試験と同様の結果である。催芽中浸種水が攪拌されることによって、ファージが病原細菌に対して効率的に感染できるためであると推測された。
カテゴリ 病害虫 育苗 害虫 水稲 農薬 播種 ぶどう 防除 もみ枯細菌病

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる