| 課題名 |
3 農業用水を核とした水循環健全化調査研究 1)多収品種を用いた多収穫栽培技術の実証 (1) 適品種による超多収栽培技術の確立 |
| 研究機関名 |
石川県農業総合研究センター
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| 研究分担 |
作物栽培G
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| 研究期間 |
完H20~22 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的:水田利用率向上の観点から多用途利用品種の作付けが急増する中、その用途に応じた品種の多収栽培法の確立が求められている。特に低投入で品種の収量ポテンシャルを安定的に発揮させる栽培法は重要な課題である。そこで、多収品種「北陸193号」について現地試験を含め、様々な条件で栽培した事例から、粗玄米収量(以下収量)10a 当たり900kgを確保するための収量構成要素および窒素玄米生産効率に着目し、多収栽培法についての知見を得る。 成果:1)収量に最も影響を及ぼす収量構成要素はm2当たり籾数であり、収量10a 当たり900kgを確保するm2当たり籾数は41,000~42,000粒である。 2)収量はm2当たり籾数45,000粒を越えると低下傾向となる。これは、シンク充填率(収量/シンク容量×100)の低下によるものであるが、m2当たり籾数41,000~42,000粒であればシンク充填率は高く維持できる。 3)窒素玄米生産効率を高く維持し、かつ収量10a 当たり900kgを可能とする成熟期の地上部窒素吸収量は10a 当たり21kg程度であり、その際必要とする総窒素施用量は本試験においては10a 当たり15kg程度と推定される。また、これを上回る窒素施用は、シンク容量(m2当たり籾数×千粒重)や成熟期の窒素吸収量を増加させるが、必ずしも増収につながらない。 4)総窒素施用量を増量すると、m2当たり籾数および成熟期の窒素吸収量が増加し、収量は増加する傾向にあるが、成熟期の地上部窒素吸収量当たりの玄米収量生産効率は低下する。5)以上のことから投入する総窒素施用量を最小限に抑えつつ、収量10a 当たり900kgを確保するためのm2当たり籾数は41,000~42,000粒、成熟期の地上部窒素吸収量は10a 当たり21kg程度で、その際必要とする総窒素施用量は10a 当たり15kg程度と推定される。 6)本成果は中粗粒灰色低地土~細粒グライ土、腐植含量2.1%~2.5%程度の土壌条件における施肥量の目安となるが、直播栽培や登熟条件が悪くなると予測されるような気象や栽培条件には適用できない。
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| カテゴリ |
栽培技術
栽培条件
直播栽培
水田
施肥
多収栽培技術
品種
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