課題名 |
ウメの新改植を促進する若木養成技術の開発 |
研究機関名 |
福井県園芸試験場
|
研究分担 |
ウメ
|
研究期間 |
継H22~26 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:ウメの根域制限栽培等の樹勢調節技術を開発し、生産性の低下した高樹齢化園地の早期成園化を図る。 ・側枝本数が新梢生育に及ぼす影響 主幹から直接発生させた側枝を利用するための検討として、(1)3本主枝のみ(慣行)、(2)3本主枝+3側枝、(3)3本主枝+なるべく多数の側枝を比較した。その結果、新梢本数および総新梢長・発育枝数ともに(1)<(2)<(3)の順に増加した。一方で、前年枝の残存量が多いと平均新梢長は短くなった。 ・不織布ポットによる根域制限が新梢生育に及ぼす影響 (1)無処理(慣行)、(2)ポット側面および底面が遮根性の素材でできているRタイプ、(3)底面が遮根性で側面が透根性の素材でできているKタイプについて、それぞれ約6?、約12?、約20?の3容量の不織布ポットに苗木を植え込み、比較した。その結果、容量による生育のちがいは認められなかったものの、Kタイプに比べてRタイプで新梢生育が少なくなる傾向が認められた。
|
カテゴリ |
うめ
改植
早期成園化
|