課題名 | イオンビーム利用によるスイセンの優良個体育成 |
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研究機関名 |
福井県園芸試験場 |
研究分担 |
花き |
研究期間 | 継H13~24 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:イオンビーム照射によりウメ、スイセンの変異育種を行う。 平成18年9月5日に、200MeVプロトンイオンを5Gy照射したスイセン開花球根から分 球した球根を栽培し、開花時に、葉長、葉幅、花数、花径、副冠径等の形質を測定した結 果、無照射株より開花が一月以上遅い矮性個体を選抜した。本系統の花数は2、花径は35mmと花数、大きさともにやや小さかった。また、葉長は、31cm、葉幅が5mmと通常のニホンズイセン開花球根の草姿と異なった外観を呈した。 2009年11月に、イオンビームで変異した花房のスイセン子房と花梗部(8~10mm)をBAP0.1ppm、NAA0.1ppmを添加した1/2MS基本培地(ショ糖濃度3%)で培養した。再分化したシュートを発根させる培地を検討した結果、NAA0.1ppm添加培地の根がよく発達した。 |
カテゴリ | 育種 うめ すいせん |