ブドウの着色向上技術の開発 2,着色促進方法の検討

課題名 ブドウの着色向上技術の開発 2,着色促進方法の検討
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 生食ブドウ栽培科
研究期間 継(H19)~(H23)
年度 2010
摘要 (1)基葉摘葉処理による着色向上方法の検討 平行整枝樹で果実上部の摘葉処理が着色に及ぼす影響を調査した。摘葉によりシアニジン系色素を多く含む品種で大幅にアントシアニン含量が増加したが、糖度が低いと効果は小さかった。果実品質に大きな影響は見られなかったが、若干果粒重が小さくなり、糖度は高くなる傾向が見られた。今後、果房の着生位置が不均一な長梢剪定樹での摘葉方法、効果を確認する必要がある。 (2)送風による着色向上方法の検討 送風機で果房に直接風をあて、果粒の表面湿度を低下させる方法を検討した。昼間の送風で若干効果が見られたが、供試樹は糖度が低く、着色も著しく悪かったことから効果は判然としなかった。 (3)灌水を利用した園地冷却方法の検討 猛暑日の午後1時および日没前の棚面への散水で、棚面の温度は4~5℃低下したが、持続時間は1時間程度であった。葉温はほとんど変わらなかった。散水後は、棚面の湿度が大幅に上昇し、持続時間も短いことから、着色向上策として十分な効果は期待できないと考えられた。 (4)幹の結縛による着色促進方法の検討 「ゴルビー」「ピオーネ」を対象に、7月中~下旬に主幹部あるいは主枝を針金で結縛し、師管部を圧迫することで、着色が向上することが示唆された。
カテゴリ 着色促進 品種 ぶどう

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