果樹園における資源循環型肥培管理技術の確立 1,家畜ふん堆肥の効率的利用法の開発 (2)牛ふん堆肥の施用 限界量の把握

課題名  果樹園における資源循環型肥培管理技術の確立 1,家畜ふん堆肥の効率的利用法の開発 (2)牛ふん堆肥の施用 限界量の把握
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 生理加工科
研究期間 継(H18)~(H23) 継(H18)~(H23)
年度 2010
摘要 1) ライシメーター試験浸透水中の窒素濃度は無植栽区では、3t区が濃度が高く推移し、窒素の流亡がみられた。浸透水中の窒素濃度は3t>2t>1t>0tの傾向があった。植栽区は生育期間を通して濃度は低く推移したが、12月~3月にかけて2t区、3t区が1~3mg/Lの濃度を示した。施肥5年目の土壌分析結果では堆肥の施用量が多くなるほど交換性カリ含量、可給態リン酸、全炭素、全窒素が高くなった。果実品質は1t区が糖度が高く食味も優れていた。3t区は糖度が低く着色不良であった。0t区は果房重が低く、収量が少ない傾向があった。これらから、堆肥を連年多施用すると窒素の流亡の原因となることが考えられた。 2) 有機物連用試験  「白鳳」において有機物肥料の連用試験を行った。鶏ふん、牛ふん堆肥を施用した試験区は対照の配合肥料区と比較し、pHや交換性イオン、可給態リン酸がやや高かった。特に、牛ふん堆肥区では、全炭素含量や全窒素含量も含めて全体的に高い傾向があった。また、果実品質は、各試験区で大きな差はないが、収量は草生区が多かった。牛ふん堆肥区は収穫時期がやや遅い傾向があり生育状況などから、堆肥の連年施用により窒素の肥効が高くなっていると考えられた。
カテゴリ 肥料 施肥 鶏 肥培管理 良食味

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