高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証 (1)輪作体系における麦・大豆の省力的栽培技術の確立

課題名 高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証 (1)輪作体系における麦・大豆の省力的栽培技術の確立
研究機関名 長野県農業試験場
研究分担 作物部
企画経営部
環境部
研究期間 継H20~23
年度 2010
摘要 目的:水田を利用したムギ類・ダイズの生産における、水田の高度利用による省力・低コスト化と生産穀類の高品質化による高収益生産のため、2年3作輪作体系での耕耘同時畝立て播種機の汎用利用による作業の省力化及び湿害回避による安定多収生産技術を検証する。 成果:大麦では畝立て形成板により茎数が増加した。隣接する畝の間隙と子実重には負の相関があり、間隙は50cmが適した。収量は慣行比175%の500~550kgとなった。  大豆では隣接する畝の間隙が70cm以上で播種時未耕起部分ができ雑草発生を助長する。間隙が広がると収量減少が傾向となり、間隙での雑草発生量も増した。  土壌改良資材について検討したところ、土壌が酸性かつ苦土欠乏圃場の大麦には水酸化苦土の少量施用が有効であり、後作に大豆を栽培する場合には無施用でも栽培可能であることが示された。
カテゴリ 病害虫 栽培技術 雑草 湿害 省力化 水田 大豆 低コスト 土壌改良 播種 輪作体系

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