| 課題名 |
スミノリ・クモリノリ発生機構解明試験 |
| 研究機関名 |
愛知県水産試験場
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| 研究分担 |
栽培漁業グループ
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| 研究期間 |
継H16~ |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
[研究の背景・目的] ノリ養殖の経営悪化を招くスミノリ症について病害の動態を解明し,発生を予防する養殖技術を検討する。 [本年度の目標] スミノリ症については,各地区のり研究会と水試が協力して発生初期に対応する。・クモリノリについては,昨年度得られた30℃1時間という判断基準を用いて,クモリノリを判断できるかどうかを検討する。 [結果の概要] スミノリ症について,今漁期は例年になく早期から長期的かつ広範囲に発生した。知多東浜地区及び西三河地区では11月中旬の育苗期後半から,知多西浜地区では1月初旬の冷蔵網生産期初期から発生した。のり研究会での病障害調査に合わせて行ったスミノリ菌調査では最大で数万個/cm2程度のスミノリ菌が検出された。同時に,しろぐされ症と思われる症状も同時並行的に発生したため,室内培養試験を行ったところ感染性が確認された。スミノリ菌が検出されないサンプルでも病斑の拡大が確認され,スミノリ症とは異なる病気であることが示唆された。・クモリノリについて,スミノリ症の判断基準としている10℃の冷淡水に10分浸漬では吐出しなくても,30℃では吐出する場合や,長時間の浸漬で吐出する場合があり,乾ノリ製造工程での乾燥にかかる時間や温度とクモリノリの関連が示唆された。今漁期の冷蔵網生産期にクモリノリ製品,正常な製品とそれらの原藻をサンプリングしており,判断基準についてさらに検討中である。クモリノリとスミノリ菌との関連は不明であった。 [事業を進める上での課題・問題点] スミノリ症については,漁場のスミノリ菌量と病害状況は一致しているが,予察に用いるには環境やノリ葉体の健全度など菌以外の要因も含めて判断する必要がある。・クモリノリについては,判断基準に再検討を加えながら,スミノリ菌とクモリノリとの関連性を検討する。・感染性のしろぐされ症については,過去に知見がほとんどない。原因や対策について,またスミノリ症との関連について今後検討する必要がある。
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| カテゴリ |
育苗
乾燥
経営管理
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