京都府ブランド普通大豆の育成

課題名 京都府ブランド普通大豆の育成
研究機関名 京都府農林水産技術センター生物資源研究センター
研究分担 応用研究
研究期間 新H22~24
年度 2010
摘要 目的:「京ブランド食品」のための加工原料用大豆として京都府オリジナル品種の育成が求められている。そこで、遺伝資源の大豆から見いだされた、SMV抵抗性でかつ丹波黒大豆の特性を有する普通大豆の系統から加工適正及び生産性の優れた系統を選抜し、京都府育成品種として品種登録出願を行う。さらに、市販されている良食味大豆品種との区別性を明らかにする。 成果:これまでに選抜した2系統間で形態的・生態的特性、収量性にほとんど差異はなく、実用的に支障のない程度にまで形質が固定していた。その上で、2系統間で裂皮粒の発生が少なく品質がよかったK-2-8-7-W4系統を「京白丹波」と命名し、品種登録出願した。 一方で、新品種と他品種とのおいしさの違いを明らかにするために、煮豆・製菓用の北海道育成13品種を収集し、京都府の栽培体系に合わせて栽培を行ったところ、標準栽培でしわ粒の発生が多かった7品種は、晩播することで府内での栽培が可能であることが明らかとなった。
カテゴリ 遺伝資源 加工 栽培体系 しわ粒 新品種 大豆 抵抗性 品種 良食味

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