課題名 | 温暖化で多発するウイルス病を防ぐ植物ワクチンの迅速作製技術の開発 1)脱臭化メチル剤栽培マニュアルを高度化する新技術の開発 |
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研究機関名 |
京都府農林水産技術センター生物資源研究センター |
研究分担 |
応用研究 |
研究期間 | 継H20~24 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:臭化メチルの代替技術として期待されるトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株を微生物農薬として登録するために、環境生物に対する影響評価を実施する。 成果:河川水や異なる地域の土壌を用いた水系モデルに、精製したPMMoV弱毒株AVP08を添加し、活性推移をNicotiana rusticaへの接種検定により調査したところ、本ウイルスは1週間程度で失活した。ドレンベッドを用いてAVP08株感染ピーマン栽培土壌からの本ウイルスの流出をN. rusticaへの接種検定により調査したところ、根のすき込み直後のみ本ウイルスが検出されたが、その一週間後には検出されなくなった。さらに、栽培後に埋設した感染根は、根の分解に伴って失活することが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 とうがらし 農薬 ピーマン |