課題名 |
伏見トウガラシの露地栽培における生産性向上技術の確立 |
研究機関名 |
京都府農林水産技術センター農林センター
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研究分担 |
園芸部
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研究期間 |
新H22~24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:(1)府内の各産地で栽培されている主な4系統(市販2品種、産地自家採種2系統)の収量性、障害果発生程度を調査し、優良系統を選定する。(2)被覆資材や養液土耕栽培が収量性、障害果発生程度に及ぼす影響について調査し、その効果を検討する。 成果:(1)市販品種II(タカヤマシード)は、可販果収量が多く収量性に優れた系統であると判断された。産地系統I(京北系)は障害果発生率が低い系統であるが、収量性は市販品種II(タカヤマ製)に比べると低く、地域の事情に応じた品種の使い分けが必要と考えられた。(2)青色被覆資材(15%遮光)により可販果収量、秀品収量が増加し、白色30%遮光により秀品率が向上することがわかった。(3)養液土耕を導入すると慣行土耕に比べて可販果収量が約40%多くなり、秀品収量が約70%多くなった。しかし、尻腐れ果を中心とした障害果の軽減には効果が認められなかった。
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カテゴリ |
自家採種
障害果
とうがらし
品種
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