課題名 |
花壇苗の省エネルギー型夏季高温対策技術の開発 |
研究機関名 |
京都府農林水産技術センター農林センター
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研究分担 |
園芸部
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研究期間 |
新H22~24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:夏季高温下の花壇苗生産では、発芽不良やその後の生育不良などの品質低下が起こる。そこで、培地を露出させたポットレス育苗技術や遮光下ストレスの耐性付与技術を活用した花壇苗の低コスト・省エネ高温対策技術について検討する。 成果:〔セル育苗期の遮光と培地の露出が花壇苗の生育に及ぼす影響〕夏期高温下においても、プリムラ・ジュリアン、ビオラ、パンジーでは、遮光条件下(40%遮光)で培地を露出して育苗を行った場合に、株径が大きく、節数が多くなった。〔セル育苗期の弱光条件下での数種葉面散布処理が花壇苗の生育に及ぼす影響〕夏期高温下で遮光して育苗するプリムラ・ジュリアン、ビオラのセル育苗では、アミノレブリン酸(ALA)含有肥料2000倍液の葉面散布による生育促進効果が認められた。〔ポット育苗期の弱光条件下での生育特性の把握〕ビオラ、パンジー、ストックにおいては高温回避のための遮光条件下で生育が旺盛になった。〔ポット育苗期の弱光条件下での数種葉面散布処理が花壇苗の生育に及ぼす影響〕ビオラ、パンジー、プリムラ・ジュリアンでは、ALA含有肥料の葉面散布処理により、株径が大きく、平均開花日が早くなる傾向が認められた。
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カテゴリ |
肥料
育苗
高温対策
省エネ・低コスト化
ストック
低コスト
発芽不良
パンジー
光条件
プリムラ
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