課題名 |
環境ストレス耐性付与技術を活用した花壇苗の暖房コスト低減技術の開発 |
研究機関名 |
京都府農林水産技術センター農林センター
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研究分担 |
園芸部
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研究期間 |
継H21~23 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:暖房が必要な春季出荷栽培では、近年の原油価格の高騰は経営を大きく圧迫している。生産現場では、保温や暖房温度を下げること等の対応策が検討されているが、低温による生育遅延や弱光による品質低下が問題となっている。そこで、数種の葉面散布剤処理した花壇苗の弱光・低温条件下での生育について検討する。 成果:〔セル育苗期の弱光、低温条件下での数種葉面散布処理が花壇苗の生育に及ぼす影響〕ベゴニア、ペチュニアでは、アミノレブリン酸(以下ALA)含有肥料処理により生育促進に効果があった。〔ポット育苗期の弱光、低温条件下での生育特性〕サルビア、ニチニチソウでは、最低夜温15℃で開花が早く、ベゴニア、ペチュニアでは、低夜温10℃の場合、15℃と同程度の開花となった。〔ポット育苗期の弱光、低温条件下での数種葉面散布処理が花壇苗の生育に及ぼす影響〕ALA含有肥料を散布することで、サルビアでは、3日程度開花が早まった。ベゴニアでは、被覆ビニル0~1枚下で3~6日開花が早まった。
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カテゴリ |
肥料
育苗
経営管理
サルビア
出荷調整
低コスト
ベゴニア
ペチュニア
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