課題名 |
水稲生育予測に基づく広域分散圃場の効率的農作業管理システムの開発 |
研究機関名 |
兵庫県農林水産技術総合センター
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研究分担 |
農産園芸部
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研究期間 |
継H19~23 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:規模拡大による農地集積が引き起こす広域分散多数圃場を効率的に管理するためのシステムを開発する。 成果:不耕起水稲ヒノヒカリは、穂数不足により収量は500kg/10a強であった。収量安定のため、苗立ちの確保、雑草防除、増肥(被覆尿素の基肥善良播種溝施用 N10kg/10a以上)が必要。不耕起ダイズ栽培「関東114号」、「サチユタカ」では、30kg/aの収量が得られ前者の裂夾率は後者の半分にとどまる。本県土壌(灰色低地土)はやや硬めで、茨城県土壌(多湿黒ボク)は崩れやすく、ディスク駆動式の作溝方式では、作業機負荷が異なる。不耕起土壌は体積含水率が常に高く維持される。不耕起栽培のコスト低減効果がみられたが、収量水準の向上が喫緊の課題である。作業受託組織での現地での農作業記録は、スマートフォンを用いたクラウド型サービスで実用性が高い。
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カテゴリ |
病害虫
規模拡大
作業管理
雑草
水稲
生育予測
大豆
低コスト
播種
不耕起栽培
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