暖地特産花き野菜の安定生産技術開発

課題名 暖地特産花き野菜の安定生産技術開発
研究機関名 和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場暖地園芸センター
研究分担 園芸部
研究期間 新H22~24年
年度 2010
摘要 [目的]  本県特産のスターチス等の切り花や実エンドウの定植時期は、8~9月と高温期に集中する。また、ミニトマトでは、ウイルス病媒介虫の進入防止のため、施設開口部にネットを被覆しており、夏期に施設内が高温となる。このため、特産切り花、実エンドウおよびミニトマトにおいて、高温条件下での安定生産技術を開発する。 [成果](1)スターチスを8月下旬に定植し、遮光率38~75%の遮光資材で35日間以上遮光すると、3月末までの収量は、無処理区に比べて10~20%少なかった。 (2)実エンドウの夏まき年内どり作型では、マルチおよびトンネル資材により温度上昇を抑制すると、初期生育は促進されるが、低節位での着花および着莢数は向上しなかった。また、生育初期を適温で管理すると、低節位の着莢数は増加するが、生育後半に着莢数が減少した。 (5)ミニトマト単為結果性品種「CFネネ」は、高温化でも正常に結果した。また、ミニトマト施設栽培において、熱線吸収資材の利用により果実数が増加し、12月上旬の収量が増加した。
カテゴリ 栽培技術 施設栽培 スターチス 単為結果 品種 実えんどう ミニトマト

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