課題名 | ナシ優良早生品種の盆前出荷技術の確立1 早期品種更新技術の確立 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
栽培研究部 果樹グループ |
研究期間 | 新H22~26 |
年度 | 2010 |
摘要 | 環状剥皮処理による更新品種の新梢伸長促進効果を検討した。供試樹は露地網掛け栽培10年生‘幸水’を用いた。更新品種は、‘なつしずく’とし、高接ぎ位置は主枝基部側面とした。接ぎ木方法は剥ぎ接ぎの1芽腹接ぎで順次更新とした。環状剥皮処理は、接ぎ木部の主枝先端側直上部とし剥皮幅は1cmとした。その結果、発芽期直前に接ぎ木を実施し、満開10日前に接ぎ木上部へ1cm幅の環状剥皮を行うことで、その後の更新品種の新梢伸長が20%程度促進された。また、環状剥皮が旧品種の果実品質に及ぼす大きな影響はなかった。 |
カテゴリ | 出荷調整 新品種 高接ぎ 接ぎ木 品種 |