有機栽培における持続的な土壌管理技術の確立

課題名 有機栽培における持続的な土壌管理技術の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 環境
研究期間 継(H20~H24)
年度 2010
摘要 1.土壌調査:県内の施設23圃場、露地17圃場について調査を行った。施設、露地ともに、可給態リン酸と交換性カルシウムが過剰傾向であった。交換性マグネシウムとカリウムについては、過剰に蓄積している圃場がある一方で、不足している圃場もみられ、圃場による差が大きかった。また、牛ふん堆肥や鶏ふんを多量に施用している圃場では、養分の過剰傾向が顕著であった。牛ふん堆肥の施用を2年以上中止している圃場と、施用を継続している圃場で土壌養分の変化を比較した。両者ともに、可給態リン酸と交換性カルシウムについては以前の調査時と比べて大きな変化は無かった。しかし、交換性カリウムについては、牛ふん堆肥の施用を中止している圃場で大きく減少する傾向がみられた。 2.点滴灌水を利用した塩類集積圃場の改善:拍動区では栽培期間中を通して土壌水分が安定していたのに対して、慣行区では土壌水分が一時的に低くなる時期があり、天候や灌水の間隔によっては土壌が乾燥し、発芽や初期生育の遅れを招くことが懸念される。また、ECは、表層、作土層ともに、拍動区で低く推移した。なお、拍動区では、慣行区に比べて発芽が順調で、収量も多かった
カテゴリ 有機栽培 乾燥 土壌管理技術

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