イチジク'蓬莱柿'の安定生産を実現する株枯病の画期的防除技術の開発

課題名 イチジク'蓬莱柿'の安定生産を実現する株枯病の画期的防除技術の開発
研究機関名 広島県立総合技術研究所農業技術センター
研究分担 果樹
研究期間 完H20~22
年度 2010
摘要  株枯病菌による土壌汚染の有無について,現地で簡易に診断できる枝挿し法を検討した。イチジク'蓬莱柿'の前年枝を採取して長さ30cm程度に切断し,調査する土壌へ約25cm挿し込み,1~2週間後に回収する。回収した枝を25℃前後の多湿条件に置き,約10日後に本病原菌に特徴的な子のう胞子殻(髪の毛状の突起)が枝に生じるかどうかを調査することで,土壌の汚染状況を診断することが可能になった。  幼苗簡易検定法によりイチジクとイヌビワの交雑個体に対する接種選抜試験を実施し,交雑体BN5および交雑体BN7を選抜した。この交雑体は,イヌビワと同等の高い抵抗性を有し,イヌビワ以上のイチジクとの接木親和性を併せ持つことを明らかにした。今後の課題として,交雑体の生長力を向上させる必要性を確認した。
カテゴリ いちじく 簡易検定法 抵抗性 びわ 防除

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