課題名 |
未利用資源利用による低コスト生産技術開発試験 |
研究機関名 |
愛媛県農林水産研究所畜産研究センター
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研究分担 |
養鶏
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研究期間 |
完H20~22 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:県内で飼育されている媛っこ地鶏について、未利用資源を活用した混合資材を開発することにより、配合飼料の給与量を削減した低コスト生産技術を確立し、生産農家の経営安定化を図る。、なお、未利用資源の選定では、飼料高騰を受けて他畜種においても未利用資源の利用が急速に進み、畜産業界内において安定的な資源確保が困難な状況が発生している。このため、本試験では地域内で安定的に確保できる可能性の高い飼料用米を主体に取組み、飼料用米給与による生産性および肉質について調査した。、成果:混合資材の品質(粗蛋白質含量・粗脂肪含量・無機物含量など)、生産性(嗜好性・増体重・飼料要求率・育成率、適当な給与時期など)、肉質品質(蛋白質含量・脂肪含量・保水性・剪断力価・官能評価、アミノ酸含量・脂肪酸組成)等について試験し、孵化後60日以降の媛っこ地鶏に、配合飼料に対し飼料用米(籾米全粒)50%を代替給与する場合は、大豆粕、魚粉を混合給与することで腹腔内脂肪の蓄積を抑制し、正肉歩留まりの向上が期待できる。
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カテゴリ |
経営管理
飼料用米
大豆粕
低コスト
鶏
未利用資源
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