課題名 |
施設パプリカの加工・業務用途を目指した多収穫技術 |
研究機関名 |
高知県農業技術センター
|
研究分担 |
施設野菜担当
|
研究期間 |
完H20~22 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:国産品パプリカの需要は拡大しているが、低収量で所得が少ないなどの理由から国内での生産は伸び悩んでいる。当センターで開発した「つる下ろし」誘引仕立ては、慣行の摘心栽培に比べて増収が可能であるが、作業に労力を要することや、着果が不安定であるなどの問題があり、急速な普及には至っていない。そこで、「つる下ろし」誘引仕立て法を基本技術とし、かん水方法や整枝・誘引法を改善することによって、省力・多収技術を確立する。 成果:1)多収穫技術では、日射比例制御による少量多頻度のかん水・施肥管理とすることで、慣行のかん水・施肥管理に比べて着果が安定すること、さらに、12月初旬から4月下旬まで炭酸ガスを施用することで、無施用に比べて着果がより安定し、増収することが確認された。 2)省力化技術では、1回のつる下げ程度を慣行より5~10cm程度大きくし、摘心2本仕立てと組み合わせることで、収量を維持しながら、つる下げ回数を大幅に削減できる見通しがたった。
|
カテゴリ |
加工
省力化
施肥
ピーマン
|