| 課題名 |
搬出間伐における作業システム運用技術の開発 |
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター
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| 研究分担 |
森 林 経営課
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| 研究期間 |
継H21~23 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的:効率的な原木生産が求められるが、地況や林況、路網配置等に応じた作業システムの運用について十分な技術力を有する事業体は少ない。そこで、搬出間伐に取り組む事業体を対象に、これまで蓄積してきた調査・分析手法や先導的な事業体の調査データ等を活用して、作業功程の調査と改善案の作成を行い、現場条件に応じた作業システムの効率的な運用を支援する。 成果:(1)伐倒から集造材までの工程で、コレクター集材では3.78m3/人日、6,300円/m3、単線地引作業は4.91m3/人日、4,800円/m3であった。単線地引作業は、作業道から50m程度以内の林地においては積極的に適用してよいことがわかった。(2)ハーベスタの下方伐倒梢端掴みと上方伐倒元掴みの作業時間を比較した結果、下方伐倒梢端を掴みの方が、造材においては、元に持ち替えるため若干時間がかかるものの、伐倒、集材においては、作業時間が大幅に短いため、全体の作業時間は短くなることがわかった。(3)列状間伐でのスイングヤーダ集材を利用した搬出間伐について功程調査を行なった結果、伐倒から小運搬までの全体の生産性は6.03m3/人日で、集材方法別ではスイングヤーダ集材システムでは5.22m3/人日、グラップル木寄せ集材では8.74m3/人日であった。平均立木材積が大きいため比較的高い生産性を示したが、スイングヤーダ集材におけるグラップルとの連携時に切り株にかかる、荷掛時に切り株や障害木の除去、残存木に引っかかって掛け直しを行った等のトラブルがあった。(4)列状間伐でのスイングヤーダ集材を利用した搬出間伐について功程調査を行なった結果、全体の生産性は5.12m3/人日で、集材方法別の生産性は、スイングヤーダ集材システムでは5.08m3/人日、グラップル木寄せ集材では5.20m3/人日であった。通常、グラップル木寄せ集材の方が生産性は大きくなるが、グラップル木寄せ集材とチェンソー造材を同じ場所で行ったため、造材中は機械待機となり生産性が低下したものと考えられた。
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