温暖化に対応した高温対策による上場地域のイチゴ増収技術確立

課題名 温暖化に対応した高温対策による上場地域のイチゴ増収技術確立
研究機関名 佐賀県上場営農センター
研究分担 研究部 畑作・経営研究担当
研究期間 継H21~23
年度 2010
摘要 目的:6月以降に種々の高温対策を講じることによって7月末までの収穫延長を可能にする技術を開発する。成果:(1)平成22年の6~7月の平均気温は、平年に比べて約1.9℃高く高温条件下での試験となった。晴天日のハウス内気温は、寒冷紗を被覆することで3.4~4.3℃低くなり、さらに寒冷紗に細霧冷房を組み合わせることで4.9~5.6℃低くなった。(2)6~7月の商品収量(8g以上)は、寒冷紗被覆と細霧冷房を組み合わせることで1.3t/10aと最も多くなり、次いで寒冷紗被覆のみで0.9t/10a、無処理で0.7t/10aとなった。(3)6~7月の1果重は寒冷紗被覆と細霧冷房を組み合わせることで最も大きくなり、次いで寒冷紗被覆、無処理の順であった。また、寒冷紗被覆等の対策により6月の平均1果重は10g以上を確保できたが、7月上旬で7~9gで、中旬で5g、下旬で3gと小玉になった。
カテゴリ いちご 高温対策

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