課題名 |
パッケージセンター活用と局所環境制御技術を駆使した大規模高収益イチゴ経営モデルの構築 |
研究機関名 |
佐賀県上場営農センター
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研究分担 |
研究部 畑作・経営研究担当
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研究期間 |
新H22~24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:パッケージセンターをより効率的に活用するために,局所温度制御技術等を駆使した作期拡大技術と安定生産技術を確立し,生産性の向上と低コスト・省力化を図り,大規模高収益イチゴ経営モデルを構築する。成果:(1)クラウン温度制御装置の循環水の温度を18~20℃にすることで、クラウン部の温度を10月上旬の気温26℃時に22℃(無処理25℃)、1月上旬の気温6℃時に15℃(無処理9℃)に制御可能であった。(2)9月13日定植では、第1次腋果房の果房間葉数が減少し、無処理に比べて出蕾が2~4日、開花が3~6日早くなり、収穫開始は7日早くなった。また、冬期では展開速度が速くなることで第2次腋果房の出蕾が9~12日早くなった。(3)2月までの収量は慣行の9月下旬定植に比べて8~16%増収した。9月21日定植では、第1次腋果房の果房間葉数が減少し3.5~4.0枚になり、出蕾は無処理に比べて2~3日、開花が4~6日早くなった。また、冬期の展開速度が速くなり第2次腋果房の出蕾が無処理より8~12日早くなった。
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カテゴリ |
いちご
環境制御
経営モデル
栽培技術
低コスト省力化
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