課題名 |
暑熱ストレス評価法の確立および暑熱ストレス軽減化手法の開発による家畜生産効率向上に関する試験 |
研究機関名 |
佐賀県畜産試験場
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研究分担 |
大家畜部
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研究期間 |
新22~26 |
年度 |
2010 |
摘要 |
<目 的>・ 生殖細胞から生体に至るまでの暑熱ストレスに関連した繁殖機能阻害要因の解明を行い、年間を通した繁殖性および生産効率の向上をはかるとともに、新たな受精卵移植技術の開発・展開により受胎率向上を目指す。 <計画>・暑熱ストレス評価法の確立・暑熱ストレスによる損耗を軽減化させる手法の開発・暑熱期における高品質受精卵生産手法の検討 <期待される成果>・暑熱ストレスに関連した繁殖機能阻害要因の解明により、受胎率を向上させる。 <得られた成果>・試験区分として、(1)CIDR-Ovsynch区、(2)CIDR-Heatsynch区、(3)CIDR-Ovsynch区を設定しホルモン製剤投与による定時交配手法の改良を試みた。試験区によらず発情後7~8日目の血中プロジェステロン濃度が上昇した個体の受胎率は高い傾向にあったことから夏期における定 時交配の有用性が示唆された。・暑熱期における高品質受精卵生産の一環として、OPU由来卵子のガラス化保存を行った。・改良意欲の高い農家の要望により採卵18頭、OPU-IVF 42頭(うち通常のOPU-IVF 12頭)を実施した。 <残された問題点>・暑熱ストレス評価法の確立・暑熱ストレスによる損耗を軽減化させる手法の開発・暑熱期における高品質受精卵生産手法の検討
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カテゴリ |
受精卵移植
受胎率向上
繁殖性改善
評価法
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