課題名 |
フェロモントラップを基幹としたアカヒゲホソミドリカスミカメ高度発生予察技術の開発 |
課題番号 |
2011018013 |
研究期間 |
2009-2011 |
年度 |
2011 |
摘要 |
(1)ふ化促進物質のコスト低減のために製法を変更した場合の効果を検討した。(2)評価法を用いて生産ロット間の品質評価を行い、最も線虫密度低減効果が高いふ化促進製剤を選定し、その時の処理量及び低減率を明らかにした。(3)形状・大きさ・成形水分・焼成温度の検討を行い、ふ化率の向上に寄与する因子を体系的に整理した。さらに、量産品の品質チェックを行える項目を設定して、その実用化を高めた。(4)TZと珪藻土の配合ペレットをTZ単体ペレットと同等レベルの量産成形条件を実現するため、製造工程の効率化(乾燥工程の改善)を検討し、数t規模での量産成形試験により、実用化を検証した。(5)単体ペレットの安定生産の確認を行い、改良ペレットの最適な量産焼成条件を明らかにして、その実用化を高めた。(6)DMOの熱死滅時間、現地トマト農家等由来のペレット中のDMO(フザリウム菌)密度、ならびにペレット中の糸状菌相の分析を行った。
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カテゴリ |
乾燥
低コスト
トマト
評価法
フェロモン
予察技術
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