地域遺伝資源「食用ギク」における系統識別技術と優良系統の開発

課題名 地域遺伝資源「食用ギク」における系統識別技術と優良系統の開発
課題番号 2011018082
研究期間 2009-2011
年度 2011
摘要 (1)合計86系統の遺伝子型を明らかにするとともに、実用的な観点から、これまで検討したPSとSSRマーカーの中から、より再現性が高く、遺伝子型の判別が容易なものを再選定した。その結果、16 PSのうち13がより良好な増幅再現性があり、13PSから判別の容易な実用的なマーカーとして107個のSSRマーカーが得られた。(2)次世代型シーケンサーを用いて得られた配列情報を元にプライマーセットを設計した。その結果食用ギクにおいて品種・系統間で多型を示すプライマーセットを設計するに至った。(3)系統の追加調査を行うとともに、予備選定した有望系統について、栽培試験を行い、収量性および食味を明らかにした。また、機能性食品としてのPRを行うため花弁に含まれる機能性成分を測定した。さらに得られたデータをもとに食用ギク遺伝資源データベースを充実させた。(4)複数年のデータ解析に基づくデータベースを作成するとともに、収量特性、食味、含有成分の評価から総合的に上位となる系統を有望系統として選抜した。また、選抜した有望系統候補について、収穫期前進のための適切な短日処理や収量向上に資する栽培法を明らかにした。
カテゴリ 遺伝資源 機能性成分 収量向上 機能性食品 データベース 品種 良食味

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