国内に発生したプラムポックスウイルスの効果的な撲滅と再侵入阻止技術の開発

課題名 国内に発生したプラムポックスウイルスの効果的な撲滅と再侵入阻止技術の開発
課題番号 2011018102
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)黄色水盤を5か所、粘着トラップを6か所に設置し、有翅アブラムシ類の発生消長を調査する。また、各ウメ園における薬剤散布履歴と主に無翅アブラムシの寄生状況との関係を調査する。これらの黄色水盤、粘着トラップ及び無翅アブラムシの寄生状況調査は概ね7日間隔で周年実施する。さらに、実験室内において、22年の秋季にスモモに産卵されたモモアカアブラムシ卵を供試して、5種程度の殺虫剤の殺卵効果を検証する。(2)青梅市内の3園地3品種(梅郷、白加賀、南高)の完熟果実において、PPV感染の病徴と推定される輪紋や奇形などの発現程度を品種ごとに評価する。また、これら果実におけるPPV感染率を抗体診断法により調査し、PPV感染と病徴発現の関係を明らかにする。さらに、これら感染樹における果実品質(果皮色、果肉の粗密、ヤニ果の発生程度など)を肉眼により判定する。(3)系統に対するイムノクロマトキットの反応性を検証する。反応性が異なる場合は、抗体作出を推進する。また、M系統、Rec系統のCPタンパク質に対する抗体の反応性をイムノクロマトリーダー等により数値化し詳細に比較検討する。(4)作業上の省力性やNested RT-PCR法における多検体の早期かつ迅速な検定に不向きであった点を改良する。そのため、国内で発生したPPVの全ゲノム情報を基礎に、PPVゲノムの保存性の高い領域(P3、NIB、CP)を標的として複数のプライマーセットを設計し、人工獲得吸汁させたPPV保毒アブラムシを使ってNested RT-PCR法と同等の検出効率で作業時間を短縮できるプライマーセットの組み合わせを選定する。
カテゴリ うめ すもも 品種 薬剤

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