効率的茎頂接ぎ木と地域版簡易診断キットを活用した無毒カンキツ苗供給システムの開発

課題名 効率的茎頂接ぎ木と地域版簡易診断キットを活用した無毒カンキツ苗供給システムの開発
課題番号 2011018165
研究期間 2010-2012
年度 2011
摘要 (1)22年度に茎頂接ぎ木法(0.2mm)、断続熱処理と茎頂接ぎ木(0.2mm)、および断続熱処理と茎頂接ぎ木(0.5mm以上)を行ったみえ紀南3号」(仮称)の各個体を強勢台木に寄せ接ぎを行って生育を促進し、伸びてきた新梢から全RNAを抽出してRT-PCRを行い、カンキツトリステザウイルス(CTV)およびカンキツウイロイド(CVd)が無毒化されているかどうかを確かめる。(2)22年度に40℃-25℃、4時間ずつの断続熱処理を1~4ヶ月間実施後、1.0mmの茎頂接ぎ木を行ったカンキツ数品種から、全RNAを抽出し、SDVおよびASGVに特異的なプライマーを用いたRT-PCRを行い、ウイルスが除去されたかどうかを明らかにする。(3)紀南地域で萎縮症状を呈している圃場を探索し、ウイルスの系統を遺伝子解析(果樹研に依頼)して、CiMVであるかどうかを明らかにする。22年度に汚染圃場に植えたカラタチ実生苗をSDVイムノクロマト診断キットを用いて、SDV検定して、感染率を求める(4)平成22年度と同様にウンシュウミカンの数品種・系統を対象に、SDV感染樹と健全樹の着花数、結実数、葉面積、樹高、樹冠容積、果実の着色・品質、収量などを比較調査する。調査結果を基にSDV感染の被害程度を数量化する。 
カテゴリ 温州みかん 簡易診断 台木 接ぎ木 品種 その他のかんきつ

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