課題名 |
飼料用米等水田を活用した肉用牛の飼養管理技術の開発 |
課題番号 |
2011018367 |
研究期間 |
2010-2014 |
年度 |
2011 |
摘要 |
肥育中後期の圧ぺん籾の限界給与量、あるいは安定給与可能量の解明を目的とする試験で、生後15ヶ月齢から出荷までの期間、濃厚飼料のTDN比40%を圧ぺん籾で代替給与したところ、発育及び枝肉成績に差は無かったが、採食量が安定せず肥育後期の採食量が低下したことから、TDN比40%代替が限界給与量に近いと考えられる。 離乳から肥育出荷までの全期間圧ぺん籾の代替給与技術の開発、ならびに限界給与量の解明を目的とする試験で、肥育全期間、濃厚飼料のTDN比30%を圧ぺん籾で代替給与しており、これまでのところ、採食量の大きな落ち込みもなく対照区と同等の発育を示している。肥育牛へ給与する配合飼料のTDN換算で40%量及び45%量を圧ぺん籾に代替して給与した結果、給与全期間中圧ぺん籾だけを残した日数割合が、40%給与で10.5%、45%給与で38.1%であることから、肥育牛への限界給与量はTDN換算で40%であることが考えられた。
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カテゴリ |
飼育技術
出荷調整
飼料用米
水田
肉牛
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