課題名 | 水田の高度汎用化を目指した地下灌漑システムの利用技術 |
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課題番号 | 2011018515 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2011 |
摘要 | 地下灌漑システムを用いた転換作物と水稲の収量・品質向上技術を確立するため、上川農業試験場内及び現地圃場において地下灌漑が転換作物の生育、収量、品質に与える影響を調査した。ダイズの成熟期窒素吸収量は乾燥時灌漑区で最も多く、子実収量は乾燥時灌漑区で500kg/10aを上回り、常時灌漑区、無灌漑区の順に少なかった。現地試験では、総乾物重、子実収量は田畑輪換・乾燥時灌漑圃場でやや多い傾向であった。ハクサイでは、定植3週後の乾物重は灌漑区で無灌漑区より多く、初期生育には地下灌漑が有効であった。規格内収量は、乾燥時灌漑区で常時灌漑区をやや上回る傾向がみられ、生育後半の灌漑は乾燥時のみ行うことが適当と考えられた。 |
カテゴリ | 乾燥 栽培技術 水田 水稲 大豆 はくさい |