地下水位制御システムを導入した高生産性水田営農体系の経済性評価

• 課題番号: 2011018522
• 研究期間: 2010-2014
• 年度: 2011
• 摘要: 地下水位制御システムと新技術を導入した水田輪作体系の経済性を提示するために、地下水位制御システムシステムを施工した経営へのばれいしょ作及び大豆作に関する実態調査を実施した。そして、2011年に新規に施行した地下水位制御システム圃場の施行費用は、全体で261万円（91a）、10a当たり年償却費として22,508円となること、また、地下水位制御システム圃場におけるばれいしょ―大豆の二毛作体系において、助成金を加算した大豆作収入95,543円／10ａ、生産費は37,907円／10ａであり、利益57,636円／10ａと地下水位制御システム施工費がカバーできること、さらに、今後は、栽培初年目で1.85ｔ／10aの収量水準に止まったばれいしょの単収向上が課題となっていることを明らかにした。
• カテゴリ: 経営管理 水田 大豆 二毛作 ばれいしょ 輪作体系