冬期畝立て耕起による除草技術の開発とその多面的機能の解明

課題名 冬期畝立て耕起による除草技術の開発とその多面的機能の解明
課題番号 2011019395
研究期間 2009-2013
年度 2011
摘要 秋から春にかけて複数回畝立て耕起をすることで水生雑草が抑制される「畝立て耕起法」について、そのメカニズムを土壌の乾燥程度、イナワラの分解程度、あるいは水稲の生育促進と、コナギを中心とした雑草発生の関係で明らかにし、技術開発に資する。23年度は、畝立て耕起とイナワラの分解程度に関する現地試験では土中埋設(リターバッグ)法により検討した。出穂期の雑草・水稲乾物率を評価した。 現地水田実証試験から、畝立て耕起法の実施により雑草の発生抑制と水稲の生育促進を確認した。土壌の状態を評価したところ、畝立て耕起により土壌水分は低下し、地温の変化の振れ幅が大きくなり、畝立ての方向によっては雪解けが早くなるなどの変化が認められた。現地水田土壌に埋設したコナギ種子の発芽試験や、土壌水分とコナギ種子発芽に関するモデル試験などの結果を踏まえると、主な抑草メカニズムは冬期の畝立て耕起によってコナギ種子が低温下土壌水分の低い条件にさらされ、その発芽が抑制されるためと示された。
カテゴリ 病害虫 乾燥 雑草 除草 水田

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