水稲の直播栽培用早生良食味系統・品種ならびに開花期耐冷性選抜マーカーの開発

課題名 水稲の直播栽培用早生良食味系統・品種ならびに開花期耐冷性選抜マーカーの開発
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
研究分担 水稲G
研究期間 継H22~24
年度 2011
摘要 目的:直播栽培を安定させるためには、品種の低温苗立性、耐冷性および食味水準の向上が求められている。ホクレン農業総合研究所のバイオ技術と母本を活用し、上川農試が持つ直播に関する材料および検定技術を併せる共同研究の構築により、「緑育PL1」程度の高度な低温苗立性と開花期耐冷性を含む高度な耐冷性を有する、「ほしのゆめ」以上の良食味系統を早期に作出する。
、結果:1)葯培養 3組合せのF1個体から66,384個の葯を置床し、34,151個のカルスを再分化培地へ移植し、5,245個の緑色個体を得た(再分化率平均15.4%)。このうちの染色体自然倍加個体1,784個体からA2種子を採種した。
、2)低温苗立ち性検定播種後30日目の調査では、「緑育PL1」と同程度かそれ以上の低温苗立ち性を示す系統が26系統認められた(表2)。播種後40日目の調査は2月中旬に実施予定。
、3)開花期耐冷性3組合せのマッピング集団において、qCTF7の最近傍マーカーRM5711での遺伝子型が「永系88223」型の個体は、「彗星」型の個体よりも稔実率が高い範囲に分布した(図1)。また、RM5711を含む1.1 Mbpの領域の遺伝子型が「永系88223」型と「ヘテロ」型の個体群の稔実率は同程度であり、且つ「彗星」型となる個体群より有意に高かった(図2)。このことから、qCTF7の作用は完全優性であり、RM5055とRM21052間の1.1 Mbp内に位置することが推定された。
、
カテゴリ 直播栽培 水稲 播種 品種 良食味

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