課題名 | 多様なニーズに対応する米品種並びに栽培技術早期確立 (2)安定多収業務用・加工用品種並びに栽培技術の早期開発 ア.病害虫抵抗性ランクに対する圃場レベルでの実用性評価 |
---|---|
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場 |
研究分担 |
生産環境グループ |
研究期間 | 継H21~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的 いもち病と斑点米の抵抗性ランクに対して圃場レベルでの抵抗性を確認評価することにより病害虫抵抗性育種の効率化を図る。 、方法 a.いもち病 供試品種「ほしのゆめ」「きらら397」「吟風」「空育172号」。b.斑点米 供試品種:「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ゆめぴりか」「ゆきまる」「上育445号」。 、結果 a. 本試験における「空育172号」の穂いもちの感染源は、周囲の「ほしのゆめ」の病斑であると考えられた。周囲で適切ないもち病防除が行われていれば、「空育172号」は本田薬剤散布無しでも穂いもちによる実被害は発生しないと考えられた。「空育172号」のいもち病に対する本田薬剤防除は不要であると考えられた。 、b.水田網枠における成虫放虫試験:割籾が産卵数に及ぼす影響は判然としなかった。温室ポットイネ幼虫放虫試験:割籾数と幼虫発育指数(放飼期間終了時生存虫齢期合計値)には有意な相関が認められ、割籾の発生時期・量が幼虫の発育にとって重要な要因になると考えられた。 |
カテゴリ | 育種 いもち病 害虫 加工 栽培技術 水田 抵抗性 斑点米 品種 防除 薬剤 |