道北におけるイタリアンライグラスによる無除草剤草地更新技術の導入と簡易化

課題名 道北におけるイタリアンライグラスによる無除草剤草地更新技術の導入と簡易化
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
研究分担 天北支場地域技術G
研究期間 完H21~23
年度 2011
摘要 (1)試験目的
、 リードカナリーグラス(RCG)などを抑制するために、イタリアンライグラス(IR)を利用したロータリー4回掛けを伴う無除草剤草地更新法において、更新草種としてペレニアルライグラス(PR)を用いIR栽培年数の短縮を検討する。
、(2)試験方法
、・試験地:浜頓別町(泥炭土)、・施工方法:ロータリハロ(RH)4回、・供試草種・品種:IR「マンモスB」、ペレニアルライグラス(以下PR)「ポコロ」
、・処理:IR-2年栽培後PR、除草剤使用後PR、IR-1年栽培後PR、無除草剤でPR播種
、(3)試験結果
、a. IRを用いた無除草剤更新技術は、除草剤を使用した場合と同等の効果を有し、天北地域の泥炭土草地をPRに更新する際にも適用可能であった。
、b.1年間のIR栽培でもある程度の雑草防除効果が発揮されたが、その効果は除草剤使用やIR2年栽培より劣るため、リスク回避のためIR栽培は2年間行うべきである。
、c.PRを用いて無除草剤で更新した場合、更新当年は草種構成が良好であるが、翌年以降徐々に悪化するため、PRは無除草剤更新草種としては不適であった。
カテゴリ 病害虫 イタリアンライグラス 雑草 除草剤 播種 品種

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