課題名 | バイオエタノール原料用稲わらの収集・運搬および長期保管技術の確立 |
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研究機関名 |
秋田県農林水産技術センター畜産試験場 |
研究分担 |
飼料・家畜研究部 |
研究期間 | 継(H20) 、~(H24) |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:ソフトセルロース系原料を利活用して、農村の振興を図るとともに、ソフトセルロース系原料から効率よくバイオ燃料を製造する技術を確立する。 、計画:(1)稲わら収集・運搬システムの確立 (2)稲わらの長期保管方法の確立 (3)エタノール製造副産物の飼料利用 、成果:(1)切断長による収集効率に差は認められず、ウインドロー回収率は、長ワラで99.2%、20cmで85.3%であった。長ワラの圃場への残存は、次期作付け作業の障害となることから、異なる圃場条件での回収率について検討する必要がある。 (2)切断長および添加剤の違いによる長期保存性に違いは認められず、保存性は良好。しかし、2層巻では、6ヶ月後から水分増加と、ヘミセルロースの損失が認められ、巻数は4層巻以上必要と考えられる。 (3)エタノール製造副産物は、飼料栄養成分含量が乏しく、乾乳牛への飼槽への提示も、全く反応を示さず、飼料化に関する試験は中止となった。 |
カテゴリ | 乳牛 保存・貯蔵 |