課題名 | 水稲害虫フタオビコヤガの効率的防除体系の確立 |
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研究機関名 |
山形県農業総合研究センター |
研究分担 |
食の安全環境部 |
研究期間 | 完H21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 水稲害虫フタオビコヤガの防除要否の判定技術を開発する。さらに、本種の増加要因解明と薬剤に対する感受性検定を行い、効率的な防除体系を確立する。 、 フタオビコヤガ発生時期の年次間差、地域間差は大きく、有効積算温度によるフタオビコヤガ発生時期の推定方法について検討したところ、適合性は概して高く、メッシュ気象データを利用することにより県内全域について推定することが可能と考えられた。 、 フタオビコヤガに対する防除効果試験を行ったところ、茎葉散布剤では若中齢幼虫に対してDEP乳剤、MEP乳剤、シラフルオフェンEWの効果が高く、老齢幼虫に対してDEP乳剤、シラフルオフェンEWの効果が認められた。箱施用薬剤では、イミダクロプリド・スピノサド剤と、クロラントラニリプロール剤の効果が高かった。 |
カテゴリ | 害虫 水稲 防除 薬剤 |