課題名 | フェロモントラップを基幹としたアカヒゲホソミドリカスミカメ高度発生予察技術の開発 |
---|---|
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター |
研究分担 |
食の安全環境部 |
研究期間 | 完H21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | アカヒゲホソミドリカスミカメをはじめとした斑点米カメムシ類は水稲の最重要害虫であり、毎年2回程度の薬剤防除が画一的に実施されている。より適正な防除と減農薬を推進するため、農薬散布の要否を判断できるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生予察技術を開発する。 、 「はえぬき」作付ほ場においてアカヒゲホソミドリカスミカメのフェロモントラップの出穂期後5日間の誘殺数から、その水田の斑点米被害発生確率を予測することができることを明らかにした。出穂期後5日間の誘殺数が1頭以下の場合、被害発生確率はほぼ0%であるため、農薬散布は不要であることが明らかとなった。また、地区・経営体において斑点米被害を予測するモデルについては、場所や年次によって適合性が異なるため、その要因について調査する必要があった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 経営管理 水田 水稲 農薬 斑点米 斑点米カメムシ フェロモン 防除 薬剤 予察技術 |