課題名 | 野菜類の土壌重金属リスク低減栽培技術の確立 、畑作物における植物利用土壌重金属浄化技術の確立 |
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研究機関名 |
山形県農業総合研究センター |
研究分担 |
食の安全環境部 |
研究期間 | 継H21~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 本県の重要な野菜類のカドミウム吸収におけるリスク評価を行なうとともに、カドミウム吸収抑制技術の確立を図る。またカドミウム汚染畑ほ場の植物を利用した浄化技術の確立を図る。 、 土壌Cd濃度の高いほ場で可食部Cd濃度が高くなる傾向がみられ、一部を除き、土壌pHが高いほ場で濃度が低くなる傾向がみられた。 、 浄化植物である陸稲栽培における追肥時期が地上部Cd吸収量に及ぼす影響について検討したところ、8月中旬の追肥で地上部Cd濃度が有意に高く、これにともない有意差はみられなかったものの地上部Cd吸収量も8月中旬の追肥で最も高くなった。 、 浄化植物である陸稲の吸収特性について検討したところ、9/29で地上部乾物重が最も高く、これにともない地上部Cd吸収量が9/29で最も高く、それ以降大きな差はみられなかった。 、 浄化植物である陸稲の鳥害対策について検討したところ、播種前のキヒゲン湿粉衣処理で高い効果が認められた。 、 |
カテゴリ | 栽培技術 鳥害 播種 陸稲 |