課題名 | 土壌機能実態モニタリング調査 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
環境・土壌 |
研究期間 | 継H11~ |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:土壌の動的変化を把握し,不良要因の改善と生産力の増進に資する。 、成果:(1)県西地域の水田,普通畑および施設土壌は,平成18 年度に比べ炭素量および窒素量が減少している。原因としては有機物資材の投入量減少や,乾田化などが考えられる。また,普通畑や施設では作土が浅くなっており,土づくりへの意欲が低下していることが懸念される。土壌診断などを通じて,土づくりの意識を高めるよう働きかけていく必要がある。(2)鉾田地域のカンショ栽培土壌は,可給態リン酸が不足している圃場が多く,交換性カリ含量の過不足がある圃場も多かった。また,石灰の投入が原因と考えられるpH(KCl)が高い圃場も見られ,カンショ立枯病の発生が懸念される。土壌診断の結果をふまえ,適正な施肥管理を行なう必要がある。 |
カテゴリ | 土づくり かんしょ 水田 施肥 立枯病 土壌診断 モニタリング |