課題名 | 園芸作物におけるウイルス性病害の発生実態解明と防除対策の確立 |
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研究機関名 |
公益財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
農林総合研究センター 生産環境科 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 近年,野菜類や花き類などで各種のウイルス性病害が多発しており,東京都においてもその侵入および発生が警戒されている。そこで本課題では,都内における各種ウイルスの発生実態を解明し,今後の侵入防止および防除対策上の基礎的知見とする。 、 (1)大島および三宅島で発生を確認したアシタバ葉の輪紋およびモザイク症状の原因が,新種のウイルスであることを解明した。(2)都内各地の生産圃場において,10科11属13種植物にウイルス感染を確認した。その多くが既知病害であったが,圃場によっては激しい被害が見られた。なお,都内への侵入を警戒しているウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)やメロン黄化えそウイルス(MYSV)は本年度の調査においては検出されなかった。 |
カテゴリ | 防除 モザイク症 |