環境保全型有機質資源施用基準の策定

課題名 環境保全型有機質資源施用基準の策定
研究機関名 公益財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
研究分担 農林総合研究センター
生産環境科
研究期間 継H11~
年度 2011
摘要  本事業は土壌保全対策事業の後継事業であり,前事業と同様に土壌そのものを国家的重要な資源として位置づけ、土壌の管理実態と地力の動向の関係等を調査解析して土壌の安定した生産力と環境保全を図ることを目的としている。さらに環境と調和する農業生産をめざすため、施肥等の営農活動が作物生産および土壌環境に及ぼす影響を適正に評価した土壌管理対策指針を策定し、適切な土壌管理を指導・推進することも目的としている。
、 (1)定点調査:西多摩の定点を調査した。前年度北多摩南部の定点の理化学性をまとめた結果,一部地点でリン酸などが多かったがおおむね良好な状態に保たれていた。(2)場内基準点調査(堆肥長期連用試験):春作キャベツでは化学肥料区と比べ堆肥施用区で10~20%増収したが,秋作ダイコンでは増収しなかった。(3)島しょ:利島の椿林および林床下アシタバ栽培を対象に土壌を調査した。前回と同様有機物に富む肥沃な土壌であり,理化学性はあまり変化がみられなかったが,全体的にリン酸が不足していた。同時に現在産廃として処理している椿搾油かすの有効利用に向けて堆肥化を試み,落葉と混合,堆積により良質な堆肥化が可能との知見を得た。
カテゴリ 肥料 キャベツ 施肥 だいこん 土壌環境 春作

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