課題名 | シカの生息域拡大過程ならびに捕獲シカの肥育条件の解明 |
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研究機関名 |
公益財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
農林総合研究センター 緑化森林科 |
研究期間 | 継H23~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 平成16年、ニホンジカ (以下、シカと略す) の食害によって大規模な土砂流出が生じ、大きな社会問題となった。その後、緊急に各種シカ対策がとられ、高密度地域のシカは減少したが、生息域が拡大した。これらの地域では、密度増加が新たな問題になっている。この現象は、他県でも確認されているが、その過程は明らかにされていない。そこで、このメカニズムを解明することにより、生息域が拡大した地域の密度を抑制するための基礎とする。あわせて、捕獲したシカを林地で飼育する場合などの肥育方法を解明し、捕獲したシカの飼育コストの低減化を図る。 、 (1)シカの行動時間や移動範囲などの生態調査を行い,解析する。(2)シカの生息密度調査を行い,経年変化を把握する。(3)森林被害調査を行う。(4)開発した体重測定法を用い,脂肪酸カルシウム給与による体重減少抑制効果を明らかにする。 |
カテゴリ | コスト シカ |