3) 大豆

課題名 3) 大豆
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 作物栽培G
研究期間 継S55~
年度 2011
摘要 目的:毎年、一定の耕種条件下での生育経過および収量・品質を調査・検討し、栽培指導上の情報を関係機関に提供するとともに、作柄解析を行う。
、【方法】 エンレイを供試し、標播と晩播で調査を行った。播種量は標播で5.4kg/10a、晩播で6.0kg、条間75cm、株間10cmで播種した。一発肥料は標播でN:3.8kg/10a、晩播でN:4.0kg/10a施用し、9-2圃場で調査を行なった。標播の播種日は6月6日、晩播の播種日は6月21日とした。
、成果:播種期は、標播では断続的な降雨が続き、平年より10日遅れた。晩播では平年と同時期となった。出芽は標播、晩播ともに順調であった。草丈および主茎長は、標播では平年並に、晩播では平年より長く推移した。生育期間を通じて、気温は平年より高く推移した。開花期は標播で7月21日(平年差:+3日)、晩播で7月31日(平年差:+1日)であった。9月4日の台風12号と9月21日の台風15号に伴う豪雨により、倒伏の程度が進んだ。成熟期は、標播で10月13日(平年差:+6日)、晩播10月21日(平年差:+8日)であった。標播、晩播ともに黄葉、落葉は不斉一で、莢先熟が多く見られた。収量は、標播、晩播ともに、莢数は平年より多いが(平年比:標播105%、晩播113%)、稔実粒数が少ないため、平年に比べて少なかった(平年比:同89%、同83%)。粒径分布は、標播、晩播ともに大粒の割合が平年より高く(平年比:同126%、同125%)、百粒重も大きくなった(平年比:同112%、同115%)。外観品質は、標播、晩播ともに、正常粒の割合が平年よりも高くなった。特に標播でのしわ粒が少なかった。
カテゴリ 肥料 しわ粒 大豆 播種

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