課題名 | (2) 効果的な防除適期の検討 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
生物資源G |
研究期間 | 新H23~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:近年、斑点米カメムシ類の一種であるクモヘリカメムシが山間地を中心に増加傾向にある。そこで、合成性フェロモンを用いて本種の発生時期を把握するとともに防除適期を明らかにする。 、成果:斑点米カメムシ類密度は無処理で、出穂7日後に約10頭となり多発条件で、クモヘリカメムシ、トゲシラホシカメムシ、アカスズジカスミカメの順で多かった。薬剤散布後のカメムシ密度は低下する傾向が認められたが、効果の持続は7日程度であった。出穂14日後の散布で斑点米の発生は有意に低く、薬剤間に有意な差異は認められなかった。クモヘリカメムシのフェロモントラップへの誘殺数は、7月上旬と9月上旬に多く、本種は、6月下旬から第1世代成虫が発生し、第2世代成虫は9月上旬に発生すると推定された。 |
カテゴリ | カメムシ 性フェロモン 斑点米 斑点米カメムシ フェロモン 防除 薬剤 |