(2) 抵抗性台木の長さの検討

課題名 (2) 抵抗性台木の長さの検討
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
研究期間 新H23~25
年度 2011
摘要 目的:トマト青枯病の防除には抵抗性台木の利用が有効であるが、慣行の接ぎ木位置では十分な防除効果が得られない場合がある。一方、接ぎ木位置を第2葉節位以上とすること(高接ぎ木)で、抵抗性の効果を高められることが報告されている。本試験では、高接ぎ木と慣行接ぎ木との収量、品質の違いを調査するとともに、現地で青枯病抑制効果を確認する。
、成果:高接ぎ区は慣行区より着果数が少なったが、1果重が慣行区より重く、総収量は同程度であった。いずれの区も着果数が少ない傾向であったが、遮光率の高い資材でハウス全体を被覆したためであると考えられる。障害果の発生率は、出荷可能な軽微な放射裂果や空洞果の発生が高接ぎ区でやや高かったが、秀品率や障害の発生程度(障害の程度別に指数評価)は同程度であった。青枯病の抑制効果については、2010年度に青枯病が多発した圃場で実施したが、本年度の発生は皆無であり、9/26に慣行接ぎ木苗で1株のみ発生が認められた。その後の発病の進展はなく、本試験では高接ぎ木の効果は判然としなかった。
カテゴリ 青枯れ病 出荷調整 障害果 台木 高接ぎ 接ぎ木 抵抗性 防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる